当ページにのリンクには広告が含まれています。 デスク環境

【レビュー】友達に自慢したくなるおしゃれイヤホン「Nothing Ear (2) 」

  • Nothing Ear (2) って実際のところどうなの?
  • あまり聞かないメーカーだけど大丈夫?
  • Apple AirPods Pro以外におすすめのイヤホンが知りたい!

そんな疑問をお持ちの方にガジェット好き界隈で話題となっているNothing Ear (2) のレビューを行なっていきます。

記事の信頼性

  • 本業は、半導体を作るための製造装置を設計しているエンジニア。
  • 普段から半導体に関わる仕事をしており、そのフィルターを通してガジェットを紹介。

ド定番イヤホンと言えばAirPodsですが、みんなと被るのも嫌だし他にいいイヤホンないの?と思っている方も多いのではないでしょうか?

そんな方に、ガジェット好き界隈で話題となっているNothing Ear (2) を紹介します。

Nothingは、ベンチャー投資家等から5000万ドルの出資を集め、半導体大手のQualcommとのパートナーシップも発表したことで注目を集めているロンドン発のスタートアップ企業です。

この記事では、今注目を集めているNothingから新しく登場したNothing Ear (2) を徹底レビューしていきます。

製品提供を頂いてますが、忖度なくおすすめできない点ははっきりレビューしていきますので、Nothingってどうなんだろう?と気になっている方は最後までご覧ください。

【結論】友達に自慢したくなるおしゃれで高品質イヤホン 「Nothing Ear (2)」

世間的にあまり知られていないけど、いい製品・作品に出会えた時ってついつい「これめっちゃいいんだよー!」友達に自慢したくなりませんか?

結論から言うと、Nothing Ear (2) はそんな友達に自慢したくなる素晴らしいイヤホンです。

このイヤホンの最大の特徴は、スケルトンを基調とした圧倒的なデザイン性。他のメーカーのイヤホンの見た目は、どれも似たり寄ったりな感じがありますが、Nothing Ear (2) は見た目から圧倒的なインパクトがあり、所有感を満たしてくれる製品です。

唯一の欠点は、ハイレゾ対応になったものの、日本で販売されているスマホでは馴染みがないLHDC5.0というコーデックが採用されている点

ただし、イヤホンとして大事な音質・ノイズキャンセリング・装着感などはどれも一級品。私が今まで使っていたAirPods Pro(第1世代)と比べても一切遜色ないほど素晴らしい品質でした。

価格もAIrPodsと比べて圧倒的に安く、今から買うならこっちの方がいいじゃん!と思わせる製品。AirPods以外にイヤホンを探している方はぜひご検討ください。

Nothingって何者?

引用:Nothing公式

Nothing はスマートフォンブランド OnePlus で知られる中国系スウェーデン人実業家のカール・ペイが2020年に創業し、ロンドンに本社を置く大型のスタートアップ企業です。ベンチャー投資家等から5000万ドルの出資を集め、半導体大手のQualcommとのパートナーシップも発表したことで今かなり注目を集めています。

引用:Nothing公式

Nothingは、他には類をみないスケルトンデザインのプロダクトが特徴で、Nothing Ear (2)の他にも「Nothing Phone (1)」というスケルトンスマホを発売しています。

近年似たような製品ばかりが立ち並ぶテック業界に風穴を開けようとしている企業で、Apple以外の"選択肢"になり得るポテンシャルを秘めた存在です。

ギズモード・ジャパンでNothing Ear (1) が発売された当初に、Nothing社のCEO カール・ペイ氏の独占インタビューが行われています。これを見れば、いかにこだわりをもって開発を行なっているかがわかるので、気になる方は要チェック。

Nothing Ear (2) の特徴・使用レビュー

スペック表

スペックは以下通りです。

製品名 Nothing Ear (2)
イヤホンタイプ カナル型の完全ワイヤレス(左右独立型)
ドライバー 11.6 mm ダイナミック
ダイヤフラム グラフェン + PU (ポリウレタン)
ノイズキャンセリング ANC 最大-40dB
コーデック AAC、SBC、LHDC5.0(ハイレゾ)
操作方法
プレスコントロール
バッテリー 本体:485mAh
イヤホン:33mAh
連続再生時間 イヤホンのみ:4時間(ANC有)
ケース使用時:22.5時間(ANC有)
ワイヤレス充電 Qi認定 最大2.5W
本体サイズ 本体:55.5 × 55.5 x 22mm
イヤホン:29.4 x 21.5 x 23.5mm
本体重量 本体:51.9g
イヤホン:4.5g/1個
Bluetooth Bluetooth v5.3
耐水性能 本体:IP55
イヤホン:IP54
価格 ¥22,800

Nothing Ear (1) の時と比べると、ドライバーが11.6mmとなり、ダイヤフラムの素材としてグラフェンポリウレタン(PU)が使用されています。

ポリウレタン(PU)は柔らかい素材で、低域はよりパワフルに響くような臨場感や広がり、深みみたいな部分を底上げしてくれます。

グラフェンは硬い素材で、高周波の音の繊細さや解像度に貢献してくれるものです。

Nothing Ear (2) では、ポリウレタン(PU)の柔らかい素材どグラフェンの硬い素材をバランスよく組み合わせることで、音質が向上しています。

外箱、梱包状態、同梱品

ここからは実際の製品の開封レビューを行なっていきます。

Nothing Ear(2) 外箱

外箱からデザインにこだわりを感じるパッケージとなっています。

Nothing Ear(2) 開封方法

側面にある赤いところをピリピリ1周破いていかないと開かない感じがとっても新鮮。

Nothing Ear (2) 内箱

開封したところにイヤホン用アプリ「Nothing X」のダウンロードQRを出してくれるところも親切ですし、なによりこのデザイン性と表現の仕方が究極におしゃれ。

同梱品 説明書

中には、簡易的な説明書と注意書きの冊子が入っています。ほぼ見ないであろうこんな物にもいい紙を使用しており、細部にまでデザイン性を追求しているのが感じられます。

同梱品 ケーブル&イヤーチップ

同梱品には、充電用のUSB-CケーブルSサイズとLサイズのイヤーチップ(Mサイズは本体に装着済み)が同梱されています。

Nothing Ear (2) 本体

いよいよ本体の登場。Nothingといえばやはりこの透明なデザイン性が最大の特徴。このこだわりぬいたデザイン性が所有感を満たしてくれます。

イヤホンもスケルトンデザイン。右耳は赤丸、左耳は白丸のマークが施されていてぱっと見でもわかりやすくなっています。

装着感、操作性

Nothing Ear (2) 装着感

人にもよると思いますが、耳へのフィット感は抜群に良かったです。私は初期状態のMサイズイヤーチップが一番フィットしましたが、耳が小さい、大きい人でもSとLのイヤーチップが同梱されているで安心して購入出来ますね。

正直AirPods Proと比べても密着感があって良かったです。

プレスコントロール

Nothing Ear (1) のタッチ操作から進化して、AirPods Proと同じプレスコントロールに変更になったのは嬉しいポイント。

操作した際に「カチッ」という音が操作した側のイヤホンからフィードバックがあるので、押した感があっていいです。

操作の種類も長押し、1回押す、2回押す、2回押して長押し、3回押すの5種類で様々な操作が可能

プレスコントロール初期設定

1回押す:再生/一時停止、通話応答/切断

2回押す:次の曲にスキップ、通話の拒否

3回押す:前の曲にスキップ

長押し:ノイズキャンセリングと外音取り込みの切り替え

2回押して長押し:初期設定無し

さらに、Nothing Xアプリを使用することで、左右別々にカスタマイズすることができるため、プレスコントロールだけで最大9種類の操作をすることが可能。

これにより音量操作もイヤホンのみで完結するのでめっちゃ便利です。

Nothing X アプリの使い方や設定項目

NothingのイヤホンはこのNothing Xというアプリが特に優秀で、プレスコントロールのカスタマイズやイコライザーをはじめ、個人の聴覚に合わせたサウンドの設定、イヤホンを探す機能など、痒い所に手が届くすごいアプリです。

Nothing X

Nothing X

Nothing Technology Limited無料posted withアプリーチ

メイン画面では、イヤホンの残量がぱっと見わかりやすく表示されており、それと共にイコライザ設定やプレスコントロールの設定が可能。

右上の歯車マークをタップすると、その他細かい機能や設定が出来ます。

特徴的なものとして、個人の聴力に合わせてサウンドを補完してくれる機能があります。年齢を重ねると共に高音が聞きづらくなってきますが、アプリ内で聴力検査をすることで、聞き取りづらかった細部を補ってくれるすごい機能です。

また、アプリ内でイヤーチップのフィッティング具合を確かめられたり、「イヤホンを探す」機能まで搭載されているので、本当に細部まで使用者目線を考慮して作られていることがわかります。

音質、ノイズキャンセリング、外音取り込み

引用:Nothing公式

パーソナライズしていない状態のNothing Ear (2) の音質は、「まあ普通に良い音質」だなーと思う程度ですが、このイヤホンの本気はパーソナライズ機能とイコライザーにあります。

先ほど説明した聴力検査をすることで、自分の聴力に合ったサウンドにしてくれるうえに、イコライザー機能で好みにバランスに調整することが可能。初期状態と比べると、一気に自分に合った自分好みの音に調整出来るので、音質に関してはかなり良いです。

引用:Nothing公式

ノイズキャンセリング機能は、私がもっているAirPods Pro(第1世代)よりも効いている感じがします。個人差があるとは思いますが、私の耳との密着性も良かったので、よりノイズがカットされている印象でした。

ただし、音楽を聴いている時や外で使っている分には全く気になりませんが、音楽を再生せずに静かな場所にいると若干ホワイトノイズのようなものが聞こえるので注意が必要です。

外音取り込み機能に関しては、AirPods Pro(第1世代)のように、自然な音と外音取り込みの音と全く区別がつかないといったレベルではありませんでしたが、かなり高いレベルで自然な音で聞こえてきます。

使ってみた感じたメリット・デメリット

デメリット1:ハイレゾコーデックがLHDC5.0しかない

Nothing Ear (2) からハイレゾコーデックに対応したのは嬉しいですが、LHDC5.0というコーデックは日本で主流のiPhoneやGalaxy、Xperiaでは対応していません…

ライセンスなどの問題で難しいかもしれませんが、消費者目線ではLDACに対応してほしかったです。

デメリット2:無音状態だとホワイトノイズが若干気になる

音楽を聴いている時や、外でイヤホンを使っている時は全く気になりませんが、無音で静かな場所にいると若干ホワイトノイズが気になります。

AirPods Pro(第1世代)と比べるとノイズキャンセリングも効いている分しょうがない気もしますが、耳栓代わりにノイズキャンセリングイヤホンを使おうとしている方は注意が必要です。

メリット1:見た目がおしゃれ。細部までデザインのこだわりを感じる。

個人的に一番おすすめしたいポイントNothing Ear (2)"見た目"です。

最近のイヤホンってどれもこれも同じような見た目だと思いませんか?別に音質さえよければ良いかもしれませんが、持っているだけで"テンションがあがる"という要素もかなり大事だと思うんです。

Nothing Ear (2) は、イヤホン本体・ケース・アプリなど、関連するすべてのものにデザイン性を追求しているので、持っているだけで"テンションがあがって"所有欲を満たしてくれます。

特に、スケルトンなケースは誰が見ても「何それ!?」と聞きたくなるほどインパクトがあるので、個性を求めたい人にはもってこいのイヤホンです。

メリット2:この価格でこの音質、ノイズキャンセリング機能はすごい!

ノイキャンイヤホンの火付け役でもある圧倒的な性能をもつAirPods Pro(第1世代)と比べてもNothing Ear (2) の方がノイズキャンセリング性能がいいと感じました。正直にこれにはかなり驚きです。

密着性がいい装着感もあいまっての効果かもしれませんが、AirPods Proよりも圧倒的に安い価格でこの性能だったら、もうこっちの方がいいじゃん!と思わせてくれます。

メリット3:Noting X アプリがすごい!

イヤホン単体だと普通のいいイヤホンって感じで終わっちゃいますが、このNothing Xアプリのおかげでその実力が2倍、3倍に引き上げられる感があります。

個人の聴力に合わせたパーソナライズサウンド、イコライザー、プレスコントロールのカスタマイズ、イヤホンを探す機能などなど、"あったらいいな"という機能がこのアプリで実現出来ています。

Nothingの理念として、本気で自分たちがほしい商品を開発することが掲げられており、その考えがこのイヤホン・アプリに反映されていると体感できるほど細部まで考えられている印象です。

メリット4:マルチポイント接続の安定性がいい!

マルチポイント接続ができるイヤホンは数多くありますが、意外と安定性が悪いパターンが多いです。

そんな中で、Nothing Ear (2) のイヤホンはそんな不安定性は一切ありませんでした。私はM1 MacBook AirとiPhoneを同時に使う機会も多く、MacBookでYoutubeを見たりiPhoneで音楽を聴いたり頻繁に切り替えを行います。

その環境の中でも一切ストレスを感じることなく自動で切り替えが行われていたのは正直驚きです。

接続性に関しては、Apple製品 × AirPodsに近い安定性を感じました。

【まとめ】おしゃれで所有感を満たしてくれる本格的イヤホン

今までメインイヤホン = AirPods Pro(第1世代)、メインヘッドホン = Sony WH-1000XM5を使ってきましたが、正直それに匹敵するほどの性能だと感じました。

確かに、総合評価的にはAirPodsやWH-1000XM5の方が優っているとは思いますが、約半分の価格でNothing Ear (2) を購入できると考えると、今から買うならこれでいいんじゃない!?と思えるほどでした。

特にNothing Xアプリはすごいです。個人の聴力に合わせたパーソナライズサウンド、イコライザー、各種カスタマイズ機能がアプリ上で出来るため、Nothing Ear (2)性能を格段に引き上げてくれる存在です。

そして、一番の決め手はこの"見た目"。他のどのイヤホンにも類を見ないデザイン性がたまらなく所有欲を満たしてくれます。

いいものを見つけた時って自然と友人に「これめっちゃいいんだよー!」と自慢したくなりませんか?Nothing Ear (2) は、イヤホンの性能とこのデザイン性が相まって、友人に自慢したくなるほど素晴らしいイヤホンです。

ど定番イヤホンもいいけど、人と違うものを”所有”したいという方にはかなりおすすめ。気になる方はぜひチェックしてみてください。

このブログでは、iPadやMacBook周辺のアクセサリーやデスク環境のガジェットを紹介しています。是非あわせてご覧ください。

合わせて読みたい

【2024年5月】MacBook Air/Proと一緒に買うべきおすすめのアクセサリー・周辺機器 M1 M2対応

続きを見る

合わせて読みたい

【2022年デスクツアー】半導体装置エンジニアの作業環境とオススメガジェット紹介

続きを見る

合わせて読みたい

【2024年5月】リモートワークに最適 おすすめ電動昇降デスク5選(脚のみ&天板付き)

続きを見る

-デスク環境
-