
SatechiとAnkerのUSB-Cハブって結局どっちがおすすめなの?
そんな疑問を持つ方もいるのではないでしょうか?
私もM1 MacBook Air用にUSB-Cハブを購入しようとした時に、SatechiとAnkerどちらを買おうか悩んだ経験があります。
そして、結局ある理由で両方買ってしまう失敗をしてしまいました。
USB-Cハブを探している人は、そんな失敗をしないように結局どっちがオススメなのかを徹底リサーチしたので、是非この記事を参考にしてください。
目次
【結論】迷ったらSatechi V2 マルチ USB-Cハブ 8-in-1
手っ取り早くおすすめを知りたい人は、Satechi V2 マルチUSB-Cハブ 8-in-1をオススメします。
正直どちらのUSB-Cハブも甲乙つけがたいスペックと製品ラインナップがあるため、どちらを購入しても満足できるはずです。
しいて言うと、どんな場面でも対応できる万能型のUSB-Cハブを紹介するとしたら、Satechi V2 マルチUSB-Cハブ 8-in-1をおすすめします。
USB-A 3.0、SD、micro SD、HDMI、PD対応USB-C充電ポート、イーサネット(LAN)、が搭載されており、これらの機能で困る場面はほとんどありません。
AnkerのUSB-Cハブも同じような価格帯で同じような機能をもったPowerExpand 8-in-1という製品があります。
それでもSatechiの方が若干優っていると感じた点は、USB-Aポートで充電可能だったり、デザイン面でApple製品との統一感がある点です。
この後に、SatechiとAnker製品のいいところ、微妙なところをまとめているので、それぞれの製品の特徴が気になる方は、最後までご覧ください。
SatechiがAnkerよりも優れているPoint
- USB-Aポートで充電可能
- デザイン面でMac製品との相性抜群
Satechiをオススメする3つの理由とちょっと残念なところ
HDMIの出力が4K 60Hz対応製品が多い
SatechiのUSB-Cハブは、最も安価な4-in-1以外の製品は全て4K60Hzまで対応しています。
Ankerの製品でも4K60Hzまで対応している製品もありますが、30Hz出力の製品も多いです。
私は4Kモニターを使用しているのですが、30Hzでも大丈夫じゃない?と考えて、AnkerのPowerExpand+ 7-in-1という製品を購入しました。
その結果、ノートPCとモニターの滑らかさの差が激しすぎて、これは全く使えない!と感じてしまいました。
4Kモニターも当たり前に普及してきているので、今からUSB-Cハブを購入したい方は、絶対に4K(60Hz)対応のUSB-Cハブをオススメします。
USB-Aポートで充電可能

Ankerの製品では、ドッキングステーション(据置型)にしかUSBポートでの給電機能はありません。
一方、SatechiのUSB-Cハブでは安価なモデルでもUSB-Aポートで5V-0.5A給電が可能となっています。
USB-Cハブはデータ転送メインで、給電が必要な場面はほとんどないと思いますが、いざとなったときにポータブル充電器がなくても、出先で最低限の充電ができるのは大きいです。
デザイン面でApple製品との統一感がある

SatechiのUSB-Cハブは、Apple公式サイトでも販売されていることもあり、Apple純正と言ってもわからないほどデザインの統一性があります。
Apple製品を使用していて、デザインも重視している方にはオススメです。
Ankerと比べるとパススルー給電が弱め
8種類のマルチポートがあるUSB-C製品同士を比べると、SatechiよりもAnkerの方がUSB-Cパススルー給電の最大出力が大きいです。
Satechi V2 マルチ USB-Cハブ 8-in-1 | 最大出力 60W |
Anker PowerExpand 8-in-1 | 最大出力 85W |
上記以外の製品でも、Ankerは最大出力85W Satechiは最大出力60Wが基本になっています。(一部例外はあります。)
大型のノートPCを使っていて、とにかく給電出力が大きい製品がいい!という方にはAnker製品がいいかもしれません。
USB-Cのデータ転送が最上位モデルしか対応していない
SatechiのUSB-Cハブは、最上位モデルのOn The Go マルチUSB-Cハブ 9-in-1にしかデータ転送用のUSB-Cポートがありません。
一つ下位モデルのV2 マルチUSB-Cハブ 8-in-1には、USB-Aポートが3つもあるのに、USB-Cポートが1つもないので、そんなにUSB-Aポートいらないから1つUSB-Cポートがほしい!と感じてしまいました。
Anker USB-Cハブのいいところ、微妙なところ
コスパ最強

クーポンやセールなどでSatechiの方が安くなる場面もありますが、基本的にはAnkerのUSB-Cハブの方が安い傾向にあります。
また、USB-A、SD、microSDの最低限のデータ転送ができればいい!という人には、Anker 5-in-1 プレミアム USB-Cハブといったようなかなりシンプルな製品ラインナップもあるため、各自の用途にあったものを適切な価格で購入できるのはGoodポイントです。
万能型というより、最低限の機能のみほしい!という人には、Anker製品の方が合っています。
持ち運び用として考えられている

Ankerの製品には、基本的に持ち運び用のポーチが付属しています。
USB-Cハブを持ち運ばない人には意味ないかもしれませんが、専用の持ち運びポーチがあるのは地味に嬉しいポイントです。
持ち運ぶ際に、USB-Cハブ自体が傷つく事も、PCなどの製品を傷つける事もなくなりますし、ケーブルなどもしっかり収納できるため、接触不良や断線を引き起こす可能性も格段に少なくなると思います。
持ち運びメインの人にはかなりオススメです。
4K(60Hz)対応していないモデルが多い
AnkerのUSB-Cハブは、比較的高価なモデルにしか4K(60Hz)対応になっていません。
先ほども説明しましたが、リフレッシュレート30Hzでも問題なく使用できるのですが、画面がかなりカクカクした感じになってしまいます。
近年は4Kモニターもかなり安価に買えるようになっており、4Kモニターを使用している方も多いかと思います。そのような方は、絶対に4K(60Hz)以上出力できるUSB-Cハブをオススメします。
【まとめ】結局どちらの製品も高スペックで満足度◎
結局どちらの製品を購入しても満足できるとは思いますが、私なりにこういう場合だったらこれをオススメするかな?というものをピックアップしたので、よかったら参考にしてください。
必要最低限のデータ転送だけでいいならコスパのいいAnker製品
とにかく各種ポートでデータ転送だけできればそれでいい!という人には、Ankerの5-in-1プレミアムUSB-Cハブという製品をオススメします。
USB-A 3.0×2、SD µSD、HDMI(4K30Hz)のみの構成となっており、価格もかなり抑えられています。
PD充電もイーサネットポートもいらないよー!持ち運び専用に欲しいだけだよー!という人にはかなりオススメです。
Mac製品とのデザインを統一したいならSatechi製品

先ほども説明しましたが、Apple公式サイトでも販売されているため、Apple製品との親和性は非常に高いです。
私は、M1 MacBook Air(スペースグレー)とSatechi(スペースグレー)を持っているのですが、スペースグレーの色合いは目を凝らしても全く一緒に見えますし、デザイン面で統一感があってとても気に入っています。
MacBookなどのApple製品を持っていて、ガジェット全体で統一感を出したい人には絶対Satechi製品をオススメします。
USB-Cのデータ転送もほしいならAnker PowerExpand 8-in-1

Satechi V2 マルチUSB-Cハブ8-in-1の唯一の弱点?だと思うポイントは、USB-Cポートがないところです。
USB-Cポートもほしい!と考えている方は、Anker PowerExpand 8-in-1をオススメします。
こちらのUSB-Cハブも万能型で、どんな場面でも使えるような構成になっており、本当にバランスの取れた商品だと思います。
USB-Aポートで充電できないところや、デザイン面で気にならない方は、こちらの商品の方がおすすめです。
USB-Aポートで充電したいならSatechi製品
Satechi製品は、全てのUSB-CハブでUSB-Aポートで5V-0.5A充電出来るため、いざという時に充電したい!という人には、Satechi製品をオススメします。
ちなみに0.5A程度ですと、iPadのようなタブレット端末は充電できないケースが多いので注意してください。
あくまでもiPhone、AppleWatchなどの比較的小さい端末の充電用途にしか使えません。
(参考)Satechi &Anker製品のレビュー
以下記事で、Satechi V2 マルチUSB-Cハブ 8-in-1とAnker PowerExpand+ 7-in-1のレビューを行なっているので、気になる方は参考にしてみてください。