- デスク周りを間接照明でおしゃれにしたい!
- マルチカラーのLEDテープライトが欲しい!
- スマートホームに対応しているLEDテープライトが欲しい!
今回はそんな要望を叶えるスマートホーム対応のLEDテープライト、TP Link Tapo L900-10のレビューを行なっていきます。
記事の信頼性
- 本業は、半導体を作るための製造装置を設計しているエンジニア。
- 普段から半導体に関わる仕事をしており、そのフィルターを通してガジェットを紹介。
部屋をおしゃれにするために間接照明を何個か買ったけど、一つずつスイッチON/OFFするのも面倒じゃないですか?
そんな方に、Wi-Fiルーターでお馴染みのTP Linkから発売されているスマートホーム対応のLEDテープライト Tapo L900-10を紹介します。
スマートホーム対応のLEDテープライトを探している方は、音声/アプリ操作なども含めて細かくレビューしていますので、是非記事を参考にしてください。
【結論】スマートホーム化するならTapo L900-10
Tapo L900-10の最大の特徴は、他のTapo製品の照明と連携して同時にON/OFFなどの操作ができる点。
他のLEDテープライトは、部屋の照明を連携が難しかったり、出来たとしても別の機器が必要だったり結構めんどくさいです。
LEDテープライト単体でしか使わない人にとっては若干高いと感じるかもしれませんが、Wi-Fiルーターでお馴染みのTP LinkのLEDライトだけあって通信の安定感やアプリの使い勝手はかなり良いです。
部屋をおしゃれにしたい!だけど、操作はシンプルにしたい!というわがままな要望もこれがあれば解決。
照明のスイッチを一つずつON/OFFしていてめんどくさい!と感じている方は是非検討してみてください。
Tapo L900-10 スペック、特徴
Tapo L900-10 スペック
商品名 | Tapo L900-10 |
テープ長さ | 5m x 2セット |
LED種類 | SMD5050 |
LED個数 | 30leds / m |
LED色 | マルチカラー |
防水性能 | 無 |
操作方法 | 音声、Tapoアプリ、スイッチ(簡易操作のみ) |
音声コントロール | Alexa、GoogleAssistant |
アプリ対応 | Tapoアプリ |
価格 | ¥4,600 |
LEDの大きさ(種類)や個数も防水性能も無いので、LED単体のスペックでいうと一般的な部類。
やはり特徴としてあげられるのは、Tapoアプリを使って他のTapo製品と連携して使える事。スマートホーム化を目指している人にとってはいい製品だと思います。
特徴
Tapo L900-10の最大の特徴は、Tapoアプリを使用して他のTapo製品の照明と連携したり、様々な機能が使える点です。
単純にLEDテープライト単体でON/OFFするだけでOKって人は、正直他のLEDテープライトの方が安いのでそっちをおすすめしますが、他の照明と連携したりタイマー機能、時間設定機能なども使いたい人にはかなりいい製品です。
Tapoアプリの使い方やどんな機能があるかは、アプリの使い方の項目で詳細レビューしていますのでそちらを参考にしてください。
開封レビュー
梱包状態、同梱品
外箱はシュリンク梱包されており、LEDテープライト自体も袋に収納されていて梱包がかなり丁寧ですね。
同梱品は、LEDテープライトの他にON/OFFなどの簡易操作ができるリモコンとそれを固定するための両面テープなども付属しています。
付属品
- LEDテープライト 5m x 2セット
- 簡易操作スイッチ
- 電源アダプター
- スタートアップガイド
- 両面テープ 2個
このスイッチを使う場面はほとんどないかもしれませんが、ON/OFF以外にも照明のエフェクト変更や初期化といった操作を行うことも可能です。
操作方法
- 1回押す:ライトのON/OFF
- 2回押す:照明のエフェクト変更
- 5秒長押し:Wi-Fi設定が初期化
- 10秒長押し:工場出荷状態に初期化
肝心のLEDチップは、SMD5050(チップサイズ50mm x 50mm)で1mあたりに30個搭載されています。こちらは他のマルチカラーLEDテープライトと同等スペック。
光具合
実際にLEDテープライト単体で点灯させるとこんな感じ。かなり綺麗な光になってるんじゃないでしょうか?
マルチカラーのLEDは、内部で赤、青、緑の光の三原色となる色の強度を組み合わせることで様々な色を表現しています。微妙なLEDチップですと、赤青緑がうまく調和せずに綺麗な色が出ないのですが、Tapo L900-10で採用されているチップは綺麗ですね。
光かたの変え方、アプリの操作方法
TP-Link Tapo
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Tapo L900-10のLEDテープライトの設定を含め、音声操作以外はこのアプリで行います。
各照明の設定は、ON/OFFや光量調整以外の操作にも6種類のプリセットを作ることが出来ます。色の変更は、上記アプリ画面のように色パレットをタップすることで設定可能で約1670万色もの色を指定することが可能。
ただし、「FFCBA6」のように16進数のカラーコードを直接指定することが出来ないため、指のタッチ操作でなんとなくそのあたりを選択するしかありません…
TP Linkのスマート照明が複数個ある場合は、ホーム画面でまとめて操作することも可能。私の場合は、書斎で3つの照明を使っていて、それをワンタップで全てON/OFF出来るように設定しています。
ちなみに、ほとんど使わないかもしれませんが、エフェクトの設定をするとそのテーマにあったライティングの演出になります。例えば稲妻の場合は定期的にピカピカっと光るような演出です。
その他にも、スケジュールで指定のライトをON/OFFできたり、不在を悟られないようにランダムで照明を点灯してくれる機能もあります。
設置してみる
今回は、デスク奥とモニター裏を同時に光らせるために5mのライトが2セット付いているTapo L900-10のLEDテープライトを設置していこうと思います。
デスク裏
まずはデスク奥に貼り付けていきますが、なるべく光量を増やすために45度傾けた状態で上下に貼り付けられるようにしていきます。
用意したのは、ホームセンターで購入したプラスチック製のアングル。
デスク奥に強力両面テープを貼り付けて、その上にアングルを設置していきます。
アングルを設置したおかげで、LEDテープライトが45度傾いた状態で上下に設置できました。光量や色合いなんかもいい感じです。
モニター裏に設置
続いてモニター裏にLEDテープライトを設置していくのですが、普通に貼り付ける場合、電源アダプター以降の配線ルートも全てLEDテープライトで光ってしまうため、途中のモニターアーム部分などは光らせないように工夫していきます。
準備したのは、DIYで作成した延長ケーブル。あくまでも素人による制作ですが、気になる方は以下記事で紹介していますので参考にしてください。
【レビュー】Lepro LEDテープライトでデスク映え(モニター裏&デスク奥)
設置後はこんな感じ。途中のアーム部分も無事にケーブルを延長することが出来て、かなり綺麗に光ってくれていますね。
デスク周辺に設置するとこんな感じ
Tapo L900-10をデスク周辺に設置した状態で様々な色を点灯させてみました。色合いもかなり綺麗に表現出来ていますし、光量もかなりあります。
モニター裏はどうしても壁からの距離があるので全体をぼんやり光らせている感じにはなっていますが、デスク奥は45度のアングルのお陰かかなり力強く光ってくれていて大満足です。
TP Link Tapo L900-10を選んだ理由
ワンタップでデスク周辺の照明を同時にON/OFF可能
Tapo L900-10のLEDテープライトを選んだ最大の理由は、ワンタップで書斎の全ての照明を同時にON/OFFさせたかったから。
市販されているLEDテープライトには、AlexaやGoogle Assistantなどの音声操作に対応しているモデルはありますが、スマホアプリで複数のライトを操作できるモデルは私が調べる限りTP LinkかSwitchBotしかありませんでした。
SwitchBotのLEDテープライトは、通信が不安定といった口コミが多かったため、Wi-Fiルーターで有名なTP Linkを選びました。その結果、使用から1ヶ月程度ですが、一切不具合もなく通信も安定して使用出来ています。
実際の書斎はこのような感じで合計3つのライトを同時にON/OFFできるように設定していて、スマホのホーム画面にあるショートカットをタップするだけで全ての照明がON/OFF出来ます。
もちろんAlexaなどの音声操作からでもON/OFF可能。
LEDテープライト以外の照明は、TP Link Tapo L530E/Aを使っており、LEDテープライト同様こちらもTapoアプリから様々な操作が可能になっています。
メリット・デメリット
リモコンがない
個人的には全く気になりませんが、使用用途によってはリモコンが欲しい人もいるはず。
このように電源アダプターからLEDテープライトの途中に接続されている簡易的なスイッチはありますが、配線の途中にあるのでほとんどの人はどこかに収納or隠しておくことになるので、ほぼ役に立たないと思います。
音声やアプリ操作以外にも物理的なリモコン操作が必要な方は要注意です。
価格は一般的なLEDテープライトと比べると高め
音声操作やアプリ操作、スマート照明同士の連携、そんなものはいらないから安めのLEDテープライトがほしい!という人にとってはそれなりに割高です。
LED単体のスペックを比較した場合、他社製品と同じような性能ですので、とりあえずマルチカラーのLEDテープライトがほしい人は、LeproのLEDテープライトが種類も豊富でおすすめ。
以下記事でも紹介していますので、気になる方はチェックしてください。
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【2024年】デスクにおすすめのLEDテープライト4つと選び方解説
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Tapo製品を使っている人は便利
部屋をおしゃれにしたいと思って間接照明を設置していくと、照明が3つ4つと複数になってきて一個ずつON/OFFするのが面倒だったりしませんか?
Tapo L900-10の最大の特徴は、同じTP Link Tapo製品であれば一回の音声操作やアプリ操作で部屋の照明がいっぺんにON/OFF出来る点です。
他社製LEDテープライトでも他の機器を組み合わせたり設定を駆使すればできるかもしれませんが、面倒です。
TP Link製のLEDテープライトと照明であれば、音声操作でもアプリ操作でも簡単で便利。
おすすめできる人・できない人
今までの内容を踏まえて、Tapo L900-10をおすすめできる人とそうじゃない人をまとめました。
おすすめの人 | おすすめできない人 |
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LEDテープライト単体で操作したり、リモコンのみの操作で問題ない人にとっては割高になるので、正直他のLEDテープライトの方がおすすめ。
逆に、部屋全体の照明を一括で管理したい、スマートホーム化を目指したいという人にとっては、TP Linkの照明は一括操作できる上に動作や通信の安定性も抜群なのでこれ以上ない照明です。
Tapo L900-10のLEDテープは価格は高めですが、その分の付加価値もあるのでご自身の使用用途に応じて選んでみてください。
【まとめ】照明をまとめて操作できる賢いライト
冒頭から何度もお伝えしておりますが、Tapo L900-10の最大の特徴は、他ののTapo照明と連携して同時ON/OFFなどの操作ができる点です。
LEDテープライトを選ぶ際は、操作方法まで気にすることはほとんど無いかもしれませんが、複数の照明を一つずつON/OFFしていくのは正直面倒です。
(過去の私もこれが理由でLEDテープライトを買い替える決断をしました。)
もちろんLEDテープ単体でのスペックも発色がよく、光の強度もあるので安心して使用できます。
部屋の照明をまとめて操作、スマートホーム化にはぴったりのLEDテープライトですので、そのような使用用途を検討している方は是非ご検討ください。
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