みなさんこんにちは。管理人のモアイパパです。
今回は、超小型SSDで有名なRAOYIのSSDをレビューしていこうと思います。
RAOYIという名前を初めて聞く人の方が多いと思いますので、正直に思ったことを書いていこうと思います。
忖度なしで、微妙だと思うポイントもバシバシつっこんでいきますので、SSDを探している人は是非参考にしてください。
【結論】衝撃的に小さい。持ち運び用として最適なSSD
この製品の特徴はなんと言ってもカードサイズよりも小さい超小型で軽量のSSDでありながら、最大容量1TBでかつ最大転送速度が550MB/sもの高速転送ができる点です。
しかも、このスペックで価格面も抑えめなので、コスパ最高です。
Windows、Macのパソコンにはもちろんですが、iPadなどのタブレット用としてもオススメできます。
漠然とSSDどれがオススメと聞かれたら間違いなくこれをオススメします!それほど万人うけする製品だと思います。
ポイント
- とにかく小さくて軽いので、常時カバンにいれておいても全く邪魔にならない
- Windows、MacのPC以外にも、iPadなどのタブレット用としてもオススメ
- 付属品のケーブル&アダプタでUSB Type-AとType-C両方に対応している
- 転送速度も最大550MB/sで高速転送可能
- 他の一般的なSSDと比べても全然高くないので、コスパ最強
RAOYI SSDの製品詳細、外観・サイズ・付属
RAOYI ポータブルSSD X4prominiの製品詳細スペックは以下の通りです。
メーカー | RAOYI |
製品サイズ、重量 | 6.45 x 2.79 x 0.99 cm、26 g |
本体材質 | アルミ合金 |
インターフェイス | USB-C |
USB規格 | USB3.2 Gen2(USB3.1 Gen2) |
最大転送速度 | 550MB/s |
対応OS | Windows、Linux、Mac OS、iPad OS、Android |
容量 | 120GB、250GB、500GB、1TB |
では、実際に商品を開封していこうと思います。
外箱はチープな感じなんだろうなーと勝手に想像してたんですが、しっかりとしたつくりでした。裏側には8ヶ国語で簡単な説明書きがあります。それだけ多くの国で発売されているということなので安心できます。
SSD本体以外に、USB-C to USB-Aケーブル、USB-Cへの変換コネクタ、携帯ポーチ、説明書が付属されています。
他メーカーでは、USB-C to USB-Aケーブルしか付属していないパターンも多いので、変換コネクタと携帯ポーチまで付属しているのはありがたいです。
本体はアルミ合金でできていて、質感もかなり高いです。プラスチック製でできているSSDも多い中で、これはかなり好印象。いい意味で裏切られました。
特筆すべきポイントはやはりこのサイズ感!とにかく小さいです。これで最大1TBの容量があるなんて本当に信じられません。
製品ページでは、重量26gと記載がありましたが、実際量ってみると22gしかありませんでした。
ちなみに、AirPods Proが57gなので、いかに軽量なのかがわかりますね。
ポイント
- USB-Cへの変換コネクタだったり、携帯ポーチまでついているのは嬉しい
- SSD本体の質感がとても良い。高級感があって◎
- 衝撃的に小さく軽い。これで最大1TBの容量があるのは本当に信じられない。
転送速度やフォーマット形式など
初期フォーマット形式は、exFATになっていました。
初期状態で「AmorphousDiskMark」というアプリでストレージの転送速度を計測すると、転送速度は約360MB/sでした。測定環境は、付属のUSB3.1のケーブルを使用して、M1 MacBook Airに接続しています。
Apple製品に最適なAPFSという形式に再フォーマットしてもう一度測定すると、ほんの少しだけ転送速度があがりました。
しいて言うならここが残念ポイント
個人的にはそこまで気にならないのですが、しいて言うなら下記ポイントが残念だと感じました。
付属品のケーブルでUSB-Cの製品へ接続したい場合は、変換コネクタをデバイス側に接続する必要があります。
逆だとなぜか認識してくれません。説明書にもしっかり書いてありますが、知らないとハマります。
かなり細かいですが、RAOYIのSSD側はUSB-Cケーブルが奥までささりません。使っている上では問題ありませんが、若干気になります。
【総評】小さくて早くてコスパ◎。付属品もいいね!
超小型で最大1TB、転送速度550MB/sという点は伝わったと思うので、それ以外で感じたことを書こうと思います。
意外と良かったと思ったポイントは、付属品も充実している点です。
他のSSDでは、付属ケーブルがSSD→Type-Aの1本という場合もあるので、Type-Cの変換アダプタ付属なのはめちゃめちゃありがたいです。USB3.2 Gen2のケーブルを買おうとすると、それだけで1000円以上してしまいます。
また、携帯用ポーチも地味に嬉しいポイントでした。最初はこんなもの使わないだろうー・・・って思っていたのですが、付属品も含めてSSDと一緒にまとめておけるのは結構便利でした。
いざ使おうとした時に、あれ?ケーブルどこだ?となることがあるのですが(私だけですかね・・・?苦笑)、まとまってあれば探す手間がなくなるので地味に嬉しいです。
転送速度に特化・衝撃に強い・セキュリティ万全、といった面ではRAOYIよりも優れたSSDはありますが、以下の理由で一般的な使い方の人には不要だと思っています。
それらの機能を求めてしまうと価格もどんどん上がってしまいますしね・・・
注意点
転送速度に特化したSSD → まだまだ高い。PCやタブレットも高速通信できるUSBポートの必要有
耐衝撃性に特化したSSD → HDDと比較してSSD自体が衝撃に強い。日常使いで壊れる事はまれ
セキュリティに特化したSSD → フォーマット形式でパスワードロックできる場合がある(APFSなど)
という事で、RAOYIのSSDは一般的な人にかなりおすすめの商品だと思いますし、友人にSSD何がオススメ?と聞かれたらまずはRAOYIのSSDをおすすめします。SSDを探している方はぜひ検討してみてください。